婚活をしていると、とてもよく聞く言葉があります。
「いい人なんです。でも、好きかどうかわからなくて…」
これ、本当に多いです。
むしろ婚活で一番悩むのは、「嫌な人」ではなく「悪いところがない人」かもしれません。
嫌なことを言われた、価値観が合わない、マナーが悪い、会話が苦痛だった。
こういう場合は、まだ判断しやすいですよね。
「今回はご縁がなかったかな」と思えます。
でも、
優しい。
話もちゃんと聞いてくれる。
仕事もしている。
条件も悪くない。
会っていて嫌な気持ちにもならない。
それなのに、なぜか「この人!」という気持ちにならない。
すると急に迷路に入ります😅
「このまま会い続けていいのかな」
「好きじゃないのに交際するのは失礼かな」
「もっと好きになれる人がいるんじゃないかな」
「でも、こんなにいい人を断って後悔しないかな」
婚活中の方なら、一度くらいは経験したことがあるのではないでしょうか。
私はこういうご相談を受けたとき、すぐに
「好きじゃないならやめましょう」
とも、
「いい人なんだから続けましょう」
とも言いません。
なぜなら、「好きかわからない」の中身は、人によって全然違うからです。
まず考えてほしいのは、
「好きではない」のか、
「まだ好きになっていない」のか、
この2つは別物だということです。
出会って1回、2回。
まだお互いに少し緊張していて、当たり障りのない話しかしていない。
そんな段階で「大好き!」になれないことは、別におかしくありません。
恋愛ドラマのように、一目見た瞬間に運命を感じる人ばかりではないです😂
むしろ現実の結婚では、
「最初は普通の人だと思っていた」
「何度か会っているうちに安心できるようになった」
「気がついたら一番話しやすい人になっていた」
そんな始まり方も珍しくありません。
婚活では、どうしても相手を早く判断しなければいけない場面があります。
プロフィールを見て、
お見合いをして、
仮交際に進むか決めて、
何人かと比較して…。
だから知らず知らずのうちに、
「この人はアリ?ナシ?」
という採点モードになってしまうんですね。
でも、人への気持ちは、本来そんなに早く答えが出るものではありません。
特に慎重な人ほど、好きになるまで時間がかかります。
だから、「まだ好きになっていない」だけなら、もう少し会ってみる価値はあると思います😊
ただし、ここで大事なのは、
「いい人なんだから好きにならなきゃ」
とは思わないことです。
これも婚活でよく起こります。
条件がいい。
仲人さんにも勧められた。
親も喜びそう。
相手も自分を気に入ってくれている。
そうすると、
「こんな人を好きになれない自分がおかしいのかな」
と思ってしまうことがあります。
でも、恋愛感情は義務ではありません。
どんなに条件がよくても、どうしても気持ちが動かないことはあります。
そして、そこを無理に押し込めて結婚してしまうと、あとから苦しくなることもあります。
では、何を見ればいいのでしょうか。
私は「ドキドキするか」だけではなく、もっと地味なところを見てほしいと思っています。
例えば、
一緒にいるときに無理をしていないか。
沈黙になっても苦しくないか。
自分の話をちゃんと聞いてくれるか。
こちらが嫌だと言ったことを尊重してくれるか。
失敗したときに責める人ではないか。
意見が違ったときに、話し合いができそうか。
体調が悪いとき、忙しいとき、余裕がないときにも優しくいられそうか。
こういう部分です。
結婚生活って、デートの延長だけではありません。
楽しい日ばかりではないですよね。
仕事で疲れて帰ってくる日もある。
お金のことで話し合う日もある。
どちらかが病気になることもある。
親のこと、住まいのこと、子どものこと。
予想していなかった問題が起こることもあります。
そんなときに、
「この人となら一緒に考えられそう」
と思えるかどうか。
私は、ここはかなり大切だと思っています。
婚活では「好き」という感情が注目されがちですが、結婚後にじわじわ効いてくるのは「安心感」だったりします。
もちろん、全く異性として見られない。
触れられるのが嫌。
会う約束が入ると憂うつになる。
LINEが来ると面倒だと思う。
こういう状態なら、無理に続ける必要はありません。
それは「まだ好きじゃない」ではなく、心がすでにNOと言っている可能性があります。
一方で、
会えば楽しい。
また話してもいいと思う。
LINEが来るとちょっと嬉しい。
自分のことを知ってほしいと思う。
もう一度会ってみたい。
このくらいの気持ちがあるなら、十分スタート地点です🌸
恋愛感情って、0か100ではありません。
10から始まる恋もあるし、30くらいから少しずつ上がっていく関係もあります。
逆に、最初は100だったのに、付き合ってみたら急激に下がることだってあります😂
だから婚活では、
「今、どれくらい好きか」
だけではなく、
「この人をもう少し知りたいと思えるか」
で考えてみるのもおすすめです。
もうひとつ、婚活中に気をつけたいのが、
「もっといい人がいるかもしれない」
という気持ちです。
これは誰にでもあります。
アプリでも結婚相談所でも、たくさんの人のプロフィールを見ることができます。
すると、どうしても
「次の人の方が条件がいいかも」
「もっとタイプの人がいるかも」
「この人で決めていいのかな」
と思ってしまいます。
でも、婚活には終わりのない比較ゲームになってしまう危険があります。
年収がもっと高い人。
もっと身長が高い人。
もっと会話が上手な人。
もっと見た目が好みの人。
もっと優しい人。
探せば、どこかの項目では上の人が必ずいます。
でも結婚は、「スペックの総合点が一番高い人」を選ぶことではありません。
自分と相性がいい人を選ぶことです。
ここは意外と違います。
条件が完璧でも、一緒にいると疲れる人もいます。
逆にプロフィールだけなら特別目立たなかったのに、会ってみたらものすごく居心地がいい人もいます。
だからこそ、私は婚活中の方に、
「減点方式だけで相手を見ないでね」
とよくお伝えします。
もちろん、大きな違和感や問題を無視する必要はありません。
そこはしっかり見ていい。
でも、
「話が少し盛り上がらなかった」
「服装が好みじゃなかった」
「初回からドキドキしなかった」
という理由だけで切ってしまうと、本当は相性のいい人まで逃してしまうことがあります。
婚活は、恋愛と結婚の間にある活動です。
恋愛感情も必要。
でも、生活相性も大切。
そして何より、
「この人の前で、自分らしくいられるか」
ここを忘れないでほしいです☺️
「いい人なんだけど、好きかわからない」
そう思ったときは、無理に答えを出さなくても大丈夫です。
自分にこう聞いてみてください。
「もう一度会ってみたい?」
まずはそれだけで十分です。
そして何度か会ったあとに、
「この人といる自分は好きかな?」
という視点も持ってみてください。
相手が素敵かどうかだけではなく、
その人と一緒にいるときの自分が、
笑えているか。
安心しているか。
頑張りすぎていないか。
素直に話せているか。
結婚相手を考えるうえで、これはとても大きなヒントになります。
婚活では、「好きにならなきゃ」と焦らなくていい。
でも、「いい人だから」と無理をする必要もありません。
好きになる可能性がある人なのか。
一緒にいる未来を少しでも想像できる人なのか。
そこをゆっくり見ていけばいいと思います🌷
結婚相手は、人生で一番ドキドキした人とは限りません。
でも、
困ったときに話せる人。
安心して帰れる人。
自分を雑に扱わない人。
何かあったときに、一緒に考えてくれる人。
そんな人が、長い結婚生活ではとても大切だったりします。
「いい人なんだけど、好きかわからない」
そんなときは、すぐに答えを出さず、
「私はこの人を、もう少し知りたいかな?」
そこから考えてみてくださいね😊

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