〜成婚退会がゴールではない。私たちが見ているのは、その先の結婚生活です〜

結婚相談所で会員さんの婚活に関わっていると、ときどき、とても言いにくいことをお伝えしなければならない場面があります。

それは、

「私は、この方との結婚はおすすめしません」

という言葉です。

せっかく好きになった人です。

やっと出会えたと思った人かもしれません。

「この人と結婚したい」

「この人なら幸せになれる」

そう思っている会員さんに対して、婚活カウンセラーが「ちょっと待って」と言う。

当然、言われた側は面白くないと思います😅

「どうして応援してくれないの?」

「私のことを分かってくれていない」

そう思われることだってあります。

それでも私は、本当に危ないと感じたときには言わなければならないと思っています。

なぜなら、結婚相談所の仕事は「結婚させること」だけではないからです。

💍 恋愛している本人には見えにくいものがあります

好きになると、誰でも相手の良いところを見ます。

少し気になることがあっても、

「たまたま機嫌が悪かっただけ」

「仕事で疲れていたんだと思う」

「私の言い方も悪かったから」

「結婚したら落ち着くかもしれない」

そんなふうに考えることがあります。

これは決して珍しいことではありません。

むしろ、好きな人を信じたいと思うのは自然なことだと思います。

でも、第三者として二人の交際を見ていると、

「これは単なる価値観の違いではないのでは?」

と感じることがあります。

たとえば、

相手の気持ちより自分の都合を優先する。

自分の思い通りにならないと、急に態度が変わる。

何か問題が起きると、必ず相手のせいにする。

話し合いをするのではなく、強い言葉で相手を従わせようとする。

謝ることができない。

自分より立場の弱い人への態度が冷たい。

交際中なら、一つひとつは小さな違和感に見えるかもしれません。

でも、上記すべてはモラハラ人間候補です。

結婚すると、恋人同士だった二人は生活を共にする家族になります。

お金、住まい、仕事、家事、子育て、親の問題、病気……。

人生には、楽しいことばかりではありません。

そのとき、交際中に感じていた小さな違和感が、とても大きな問題になって現れることがあります。

⚠️ 本当に見なければならないのは「うまくいかない時の態度」

私は結婚相手を見るとき、

「優しい人かどうか」だけでは足りない

と思っています。

だって、恋愛が順調なときなら、多くの人が優しくできます😊

デートをして、美味しいものを食べて、お互いに好意を持っている。

そんなときに優しいのは、ある意味では当たり前です。

もっと大切なのは、

自分の思い通りにならなかったとき、その人がどうなるか。

意見が食い違ったとき。

相手から「NO」と言われたとき。

お金に余裕がなくなったとき。

夫婦関係が悪くなったとき。

相手が病気になったとき。

自分にとって相手が「都合のいい存在」ではなくなったとき。

それでも相手の人格や生活を尊重できるのか。

私は、そこにその人の本質が出ると思っています。

🏠 結婚は「好き」だけでは守れない生活でもあります

婚活では、どうしても条件が注目されます。

年収、学歴、職業、年齢、身長、容姿、住んでいる場所……。

もちろん、どれも結婚を考えるうえで必要な条件です。

でも私は、それ以上に見てほしいことがあります。

それは、

「この人は、自分より弱い立場になった相手をどう扱う人なのか」

ということです。

結婚生活では、夫婦の力関係がいつも50対50とは限りません。

片方が仕事を辞めることもあります。

収入が減ることもあります。

病気になることもあります。

子育てで身動きが取れなくなることもあります。

住居やお金を、一方に頼らざるを得ない時期だってあります。

そんなときに、

「俺のお金だから」

「私の家だから」

「嫌なら出ていけばいい」

という考え方になる人なのか。

それとも、

「今は自分の方に力があるからこそ、相手の生活を守ろう」

と考えられる人なのか。

これは年収表には書いてありません。

プロフィールにも書いてありません。

だからこそ、交際中の小さな言動を見ることがとても大切なのです。

👀 カウンセラーは、少し違う場所から二人を見ています

婚活カウンセラーには、本人とは違う角度から見えるものがあります。

交際中の報告を聞き、

LINEのやり取りについて相談を受け、

デートの様子を聞き、

何かトラブルがあったときの反応を見る。

そして、たくさんの婚活や結婚を見てきた経験と重ねます。

だから、

「なんとなく、この人は危ない気がする」

ではなく、

いくつもの小さな違和感がつながって、一つの大きな心配になる

ことがあります。

もちろん、カウンセラーだって未来を予言できるわけではありません。

結婚後に人がどう変わるかまで、すべて見抜くことなどできません。

私自身、

「まさか、そこまで……」

と思うこともあります。

人間ですから、そこまで見抜けないことだってあります。

だからこそ、私は婚活中に感じた違和感を軽く扱いたくないと思っています。

🙅‍♀️ 「この人はやめた方がいい」は、簡単には言いません

私は、ちょっと気に入らないからという理由で、

「その人はやめた方がいい」なんて言いません。

私が結婚するわけではないのですから、私の好みは関係ありません😂

多少価値観が違っていても、お二人が幸せならそれでいい。

年齢差があってもいい。

収入差があってもいい。

周囲から見れば少し変わった組み合わせでも、お互いが尊重し合えているならいいと思っています。

でも、

相手の人格を傷つける。

支配しようとする。

責任をすべて相手に押しつける。

自分の立場を利用して相手を追い詰める。

そんな兆候を感じたときは別です。

そのとき私は、たとえ会員さんに嫌われても、

「私はおすすめしません」

と言うべきだと思っています。

🌱 成婚退会はゴールではありません

結婚相談所では「成婚退会」という言葉があります。

もちろん、私たちにとって嬉しい瞬間です✨

でも、本当はそこで終わりではありません。

結婚式を挙げることがゴールでもありません。

婚姻届を出すことがゴールでもありません。

その人が結婚したあと、安心して生活していけること。

私は、それが一番大切だと思っています。

成婚数だけを考えるなら、

「本人たちがいいと言っているんだから、いいでしょう」

と送り出した方が簡単なのかもしれません。

でも私は、それをしたくありません。

何年か経ったあとに、

「あのとき、もっと強く止めてあげればよかった」

と思いたくないからです。

もちろん、最後に決めるのはご本人です。

カウンセラーに結婚を禁止する権利なんてありません。

でも、

「私はこう思います」

と伝える責任はあると思っています。

❤️ 耳の痛いことを言ってくれる人も、婚活には必要です

婚活中は、応援してくれる人が必要です。

「素敵ですね」

「きっとうまくいきますよ」

と言ってくれる人も必要です。

でも、それだけでは足りません。

ときには、

「ちょっと待って」

「その言葉、本当に大丈夫?」

「あなたばかり我慢していない?」

「結婚を急ぐ前に、もう一度考えてみよう」

と言ってくれる人も必要です。

婚活カウンセラーが「この人はやめた方がいい」と言うとき。

それは、あなたの幸せを邪魔したいからではありません。

むしろ逆です。

結婚することより、結婚したあとに幸せでいてほしいから。

私はこれからも、会員さんの耳に痛いことを言うことがあると思います。

嫌われることもあるでしょう😅

それでも、

「あのとき言ってもらってよかった」

と、いつか思ってもらえるカウンセラーでありたいと思っています。

しかし、婚活カウンセラーは、私はお勧めできないとは言うけど、「絶対だめです!!」と言える立場ではありません。最終的には会員本人の判断にお任せし、本当にご成婚となれば幸せになることを願うのみです。

💐 成婚退会はゴールではありません。

その先にある何十年という人生を、安心して一緒に歩いていける相手を選ぶこと。

それが婚活で一番大切なことだと、私は思っています。

ハピネスドア
婚活カウンセラー えみこ💛お申込み・ご相談はこちら☺イベント情報も配信しています✨

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